今や、100均でもキャンプ道具が手に入る。その中でも話題なのがシェラカップ。人気がありすぎて中々手に入らないことも。
今回は他のブランドとの比較や実際に使った感想も交えながら、100均シェラカップのおすすめの使い方を紹介します!!!
100均シェラカップの特徴
まずは100均シェラカップと、比較としてsnow peakのステンレスシェラカップの大きさ等を見ていきましょう。
100均シェラカップ
直径: | 12cm |
深さ: | 4.2cm |
柄の長さ: | 5cm |
価格: | 110円 |
その他: | 主な素材はステンレス |
以前はダイソーで買ったのですが、近所の店舗では在庫切れなのか見当たらなく、近くのseriaで見つけることができました。”手付きボウル”という名称で売られていて食器エリアにありました。
snow peak ステンレスシェラカップ
直径: | 12cm |
深さ: | 4.4cm |
柄の長さ: | 4cm |
価格: | 1,320円 ※2022年 2月現在 |
その他: | 主な素材はステンレス |
直径はほぼ同じですが、深さや柄の長さが若干異なりますね。これらは持った時の重さの感じ方にも関わってくるところかと思います。
両者、持ってみてすぐにわかるのが100均シェラカップはとにかく軽いです。悪く言えば安っぽいのですが、この軽さが使い勝手の良さを生んでいるんだと思います。
加えて、snow peakのものと比べると持ち手の部分のかえしが無いことがわかります。ここは残念ポイント。snow peakのものには持ち手の先にかえしがあり、中指に引っ掛かることで、抜群の安定感があります。
加えて100均シェラカップ単体の感想ではないですが、100均・snow peak、両者ほとんど大きさが同じなので、スタッキングすることができます。意外とたくさんのモノが必要になるキャンプでは収納時に場所を取らないというのは、結構重要ですよね。
火にかけても良い?
結論、直接火にかけない方が良いでしょう。
商品のタグにも、火にかけないようにと記載があります。
…とは言っても現実問題火にかけれるのかどうかが気になるところ。今回は100mlの水を沸かした時に変形や変色が起きないか検証してみます。
1分程度で沸騰してきました。
もちろん問題なくお湯は沸かせます。変形や変色等も特に見られませんでした。
とは言っても、あくまで火にかけることを想定して作られた商品ではないことから、火にかけないほうが良いでしょう。
おすすめの使用方法
取り分け用の皿(バーベキュー用タレ入れ)
他メーカーのシェラカップ同様、取り分け用のお皿や、バーベキューのタレを入れる器として使うのがおすすめです。
キャンプでは、落ち着いて机の前に座り食事をするとはいかないものです。焚き火の世話をしたり、網の上のお肉を返したり、なにかと動きながら食事をすることが多いので、持ち手があるシェラカップはとても便利です。
加えて適度な重さがあるので、バーベキューのタレ入れとして使えば紙皿みたいに風に吹かれて fly away することもありません。
火にかけれないことで使用の範囲は狭まりますが、シェラカップに共通してある利便性は十分に発揮してくれます。
湯煎用の器
冬の時期、取り分けた温かい食べ物がすぐに冷たくなってしまう。そんな時は、お湯をはったフライパンの中にシェラカップごと突っ込んでおくことで、温かいままゆっくり食べることができます。
わざわざフライパンにお湯をはったりしないのでは?と思うかも知れませんが、キャンプ場はお湯が出ないところがまだまだあるので、使ったフライパンでそのままお湯を沸かすと油汚れが落としやすくなり、洗い物が楽になります。(僕はフライパンは洗いません(笑))
油まみれのお湯で気兼ねなく湯煎ができるのは、100均シェラカップが持つ強みの一つかもしれませんね。
使い勝手の良さでいえば、スノーピークを始め、他の有名ブランドのものにも引けを取らない100均シェラカップ。なんて言ったって100円ですので、買って損することはありません。運良く見つけられたら、おひとつ買ってみてはいかがでしょうか。
それでは皆さん良いキャンプライフを!
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