皆さん、キャンプの時焚き火に使う薪はどうやって用意していますか?
『近々キャンプに行くんだけど、薪ってどこでどうやって用意するのがいいの?』
『無料で手に入らない??』
という方に向けて、週末キャンパーであるmutsumiが薪の準備について語ります(笑)
買う
キャンプ場で薪は売っています。いまやホームセンターでも売っています。値段はまちまちで1束400~700円の間くらいで販売されています。(400円で売っていたら次回分も買っちゃおうかなと思う価格感です(笑))
自分もよく色んなところで薪を買いますが、個人的にはキャンプ場よりかはホームセンターで買って行ったほうが間違いないような気がします。一概には言えませんがホームセンターの薪はよく乾燥している一方、キャンプ場の薪は、山の中で保管されているため、なんとなく乾燥が不十分で火付きが悪かったり、爆ぜたりするような印象があります。
ただ薪問題でいつも思うのが、『買うってどうなの??無料で手に入らない??』っていうことです。そこで僕がやってきた薪確保術について、さらに踏み込んで紹介します。
キャンプ場で拾う
単純明快です。キャンプ場に落ちている枯れ木でも、選べばよく燃える木があります。
キャンプが人気になるにつれて、綺麗に整備されたキャンプ場が増えてきましたが、林間サイトがあるキャンプ場では枯れ木がたくさん落ちていることがあります。
以前紹介したキャンプ場で言うと、道志の森キャンプ場、やぐら沢キャンプ場が林間サイトになっており、杉の木等の針葉樹もたくさん生えているので燃えやすい薪を拾うことができます。
材木屋で廃材をもらう
これも実際に僕がよくやっていた方法です。googleで『”地名” 材木屋』と検索すれば、材木屋や木の加工場が出てきます。そこに片っ端から電話をかけて、『端材をください』と言えば意外とくれます。
ただこの方法も、ひと昔前まではもらえていたのですが最近のキャンプブームで薪の需要が高まり、『もうあげちゃったばかりで無いよ!』ということが増えてきました。
木を加工する以上は必ず端材が出るので、根気よく探せばくれる材木屋さんはあるはずです。興味のあるかたはぜひお試し下さい。
近所の山や森林公園で拾う
これもやります。
森林公園の遊歩道脇には意外と枯れ木が落ちていたり、整備された際に切り出された木が、そのまま置かれていたりすることがあります。場所によっては植物の採集等に加えて、持ち帰りが禁止されているところもあるので注意が必要です。必ず案内板等を確認するほか、その土地土地で自治体の公園を管理する部署に確認をしましょう。自治体によって呼称は異なりますが公園課、公園緑地課、公園緑地管理課という名前であることが多いです。
以下、僕が電話で確認した際に聞いた注意点です。
- 伐採はしない(落ちている枯れ木ならOK)
- 販売はしない(個人で使用する範囲、量ならOK)
- 土地土地でルールが違う可能性がある(県外、市外は個別に聞いてね)
いずれにしても、『良い所があるなぁ。』と目星がついたら、その公園や山について問い合わせてみるのが確実かと思います。
木製家具を分解して使用する
薪を準備するとしたら一番簡単な方法かと思います。実際に自分も木製の衣紋掛けをノコギリで切って薪として使用したことがあります。許可も要らず、ゴミも捨てる手間も省けるということでおすすめの方法ではあるのですが、注意しないといけないことがいくつかあります。
- 塗料が塗られていないか
- 金具が使用されていないか
上記2点です。先ず塗料については燃えると有害なガスが出るものや、煙が大量に出るものがあります。また一見、何も塗られていないように見えて、既製品の家具には手触りをよくする目的や、防水や腐食を予防するためにニスやクリアの塗料が塗られていたりしますので、注意が必要です。
もう一点が金具についてです。金具がついたまま加熱されることで、熱を帯びた金具が爆ぜたりする危険があります。他にも燃え残った金具がそのままゴミとして放置されるケースもあるようです。
いかがだったでしょうか。
少し考えないといけないこともありますが、薪は無料で用意できます。キャンプ場や近所の公園で拾うことができれば、より自然に近い形でキャンプを楽しむことができますよね!(それに、浮いたお金で贅沢なキャンプ飯が食べられますね!)
安全やルールに配慮しながら、素敵なキャンプライフをお過ごしください!
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