はじめに
一枚あると重宝するゴアテックス(GORE-TEX)製のマウンテンパーカー。突然の雨もなんのその。風も通さないので肌寒い時の羽織や、真冬でもインナーダウンと組み合わせて着てもよし。畳めば小さくなるし言うことなしですよね。
こちらのmont-bellのマウンテンパーカーは、購入から4年経ちますが仕事でも遊びでも着ていて、今でもお気に入りです。最近、汚れが気になるうえになんとなく水の弾きも弱くなっているように思います。
そこで今回は、実際に洗濯から最後のメンテナンスまでやってみたいと思います。
ゴアテックス(GORE-TEX)とは
- ゴアテックス(GORE-TEX)とは、防水透湿性素材の商標名。
- ゴアテックス(GORE-TEX)には、適切なメンテナンスが必要。
ゴアテックス(GORE-TEX)は、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名で、その機能性からレインウェアやウィンドブレーカーなど、多くのアウトドア用品に使われています。撥水や防水にフォーカスされがちですが、透湿性も特徴の一つです。
また、着用による汚れ等で撥水性や透湿性が落ちるため適切なメンテナンスが必要とのこと。
ゴアテックス(GORE-TEX)製品は洗濯ができるかどうか
- ゴアテックス(GORE-TEX)製品は、洗濯可能。
- 撥水性を維持するためには、適度な洗濯が重要。
洗濯の可否については可能とのことで、むしろmont-bellのカスタマーサポートのページを確認すると、撥水性を維持するために使用の度に洗濯することが推奨されています。
メンテナンス手順
洗濯
それでは実際に洗濯していきます。
今回はバケツを使って手洗いしていきます。洗濯機を使う場合は、脱水はしない方がいいです。ゴアテックス(GORE-TEX)製品をはじめ、ナイロン性のものは水を通しにくく、生地の間に水が残るため、脱水時の回転によって服の痛みだけでなく、洗濯機や脱水機の故障につながります。
まずは洗濯用洗剤を入れ洗っていきます。今回は、通常の洗濯用洗剤で洗いました。
首元や袖の汚れが気になっていたので入念に洗います。
水でよくすすぎます。この時洗剤が残っていると撥水性が落ちるとのことなので、よく流すようにしましょう。ポケットやフード部分に水が溜まりがちなのでシャワー等を突っ込んでよくすすぐようにしましょう。水をよく払って洗濯は完了です。
乾燥・熱加工
- 撥水性を取り戻すためには、熱加工が重要
- 熱加工は、乾燥機を使うと楽
ゴアテックス(GORE-TEX)製品の撥水性を維持するためには、熱加工が重要。撥水性の肝である撥水基という成分を熱加工をすることで再び起き上がらせ、撥水性能を復活させることができます。
今回は乾燥も兼ねて、洗ってびしょびしょのマウンテンパーカーを近所のコインランドリーの乾燥機へ入れてきました。
10分間の乾燥でからっからに乾きました。他にも、ドライヤーやアイロンを使って熱加工できるみたいですが、乾燥機に入れてしまうのが一番手っ取り早いと思います。
撥水性も、見事この通り新品同様によみがえりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はゴアテックス(GORE-TEX)製品の洗濯方法について実際に洗濯しながら説明しました!
使用後のちょっとした一手間で、お気に入りのギアを長持ちさせることができます。是非参考にしてくださいね!
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